クランプ力の確認
クランプ力の定期的な確認は、製造現場の安全と精度維持において必要不可欠です。
切削加工は許容値の上限で行っていますか？ クランプ力が分かれば、切削条件をさらに上げられるかもしれません。時間当たりの生産数を増やすのは、「理論値のクランプ力」に縛られていては限界があります。DIN EN 1550 では、静的クランプ力の測定を定期的に行うことを義務付けています。
モジュラー測定システム
テストイットクランプ力測定装置は、外径および内径把握のクランプ力、さらにマシニングセンターのHSKシャンククランプ力を測定し記録します。
テストイットは2つの部分で構成されています： 基本ユニットのITモジュールと測定子のTESTモジュールです。
ITモジュールは1つだけ必要です。外径把握、内径把握など様々なTESTモジュールに対し共通で使用できます。
特殊でTESTモジュールの設計製作も可能です。TESTitを使用してクランプ力を管理すれば、ワークの変形や、不良率を低減することが可能です。
テストイットがあれば安全性が上がります
テストイットに魅了されています。 私たちはテストイットをインデックスチャックで使用しています。インデックスチャックでアンバランスなワークをクランプする際は、カウンターウェイトを使用します。 テストイットは回転中の把握力を測定できるので、調整が必要か否かすぐに判断できます。
ついに、回転中も測定可能な測定装置が手に入りました。
Michael Bergmann, 金属切削コーディネーター
VOSS Fluid GmbH